ダイエットをする上で知っておきたいホルモン-インスリン-

2014/07/25

ダイエットをする上で知っておきたいホルモン-インスリン-

こんにちは。NGU信田です。

今日はダイエットやボディメイクをする際に知っておいて欲しいホルモンの紹介です。

ホルモンは内分泌系と言われ、生体内で合成、分泌され生物のホメオスタシス、正常な状態を維持するための重要な役割を果たしています。とにかく生きて行く上でとても大事で重要なものだということです。一つでも正常に働かなくなると生命を脅かす重大な病気につながります。

例えばインスリンというホルモン。このホルモンが正常に働かなくなると糖尿病になります。

インスリンの主な作用は血糖を抑制です。筋肉へのグルコースやアミノ酸の取り込み、アンチカタボリック作用の筋タンパク質分解抑制、糖新生の抑制などです。

インスリンが働かなくなるということは、グルコースを細胞に取り込めなくなってしまうので、血中に糖が溢れることになり糖尿病になります。そして、この血糖値を下げるホルモンというのはインスリンしか存在しません。

なのでインスリンは生体内において絶対に必要なホルモンなのですが、ダイエットにおいて天敵にもなる「脂肪組織への糖の取り込み」、「脂肪の合成促進と分解の阻害」という作用もあります。

なので、このインスリンをコントロールするのがダイエットや日々を健康に過ごす上で必要なことになってきます。

ちなみに、肥満になるとこのインスリンが働きにくくなります。これをインスリン抵抗性といいます。肥満で脂肪細胞が膨らむと、インスリンの働きを向上させるアディポネクチンが出なくなり、逆にインスリンの働きを悪くするTNA-αや遊離脂肪酸が分泌されます。そして、インスリン抵抗性を引き起こします。これが進むと糖尿病になりますね。

また筋肉の血流の減少などもインスリン抵抗性の要因になります。運動不足などで筋肉が動かないと筋肉内にグルコースを運ぶ糖輸送体GLUT4の働きが弱くなります。そうして、インスリン抵抗性を引き起こします。

こうやって筋肉にインスリンが働きにくくなるの、脂肪細胞に優先的にインスリンが働き脂肪を合成します。

そうすると肥満になり、肥満になると更にインスリン抵抗性が進み…結果、糖尿病というわけです。

(本来インスリンは筋細胞>肝臓>脂肪細胞という順に働きます。これをインスリンヒエラルキーといいます。しかし肥満になって体脂肪が増えると、インスリン抵抗性を引き起こしインスリンを筋細胞に優先的に作用させられなくなります。そうして更に肥満になります。)

というわけでまず、現在肥満の人は気をつけましょう。

そして、今までの事を読んできたら分かる様に、インスリン抵抗性を引き起こさず、逆に筋細胞へのインスリン感受性を上げて上げれば脂肪が増えなくなるということがわかると思います。

では、この筋肉のインスリン感受性を上げてあげるにはどうすればいいのか。

その一つは「ウェイトトレーニング」をすること。

高強度のウェイトトレーニングをして筋肉を動かし、筋肉に刺激を与えることで筋肉のインスリン感受性は上がります。

筋肉量が増えることでもインスリン感受性は上がります。

(ウェイトトレーニングによる運動刺激が、グルコースを輸送するGULUT4の発現数を増やし、活動を活性化させます。運動で枯渇したグルコースをすぐ補充するためです。)

ウェイトトレーニングをすることでインスリン感受性が上がる。そうすると、脂肪の合成がされにくくなる。脂肪の分解の阻害もされなくなるので脂肪分解がスムーズになる。

トレーニングと食事管理をすることで体脂肪が減る。そうするとインスリン抵抗性が改善される。そうするとカラダの糖化もしなくなるので美容やアンチエイジングにもいい。

結局、ダイエットに魔法は存在せず、効率的なダイエットには適切なウェイトトレーニングと適切な食事管理以外に方法はありません。

ただ、スタイルを作るだけでなく、健康にも美容にも効果的なウェイトトレーニング。

まだ取り組んで無い方はぜひ取り組んでみてはいかがでしょう?

信田